ちっぽけでいい
精一杯の
精一杯の
花をさかせるんだよ
「復興の花2」竹原ピストル
とくかく運動しましょう!
施術について
東洋医学や鍼(はり)、灸(きゅう)、あん摩(ま)マッサージ指圧(しあつ)の概要についてはWikipediaなどに詳しく記載されておりますので、ここでは割愛させていただきます。
日本にはいろいろな流派があり、現代でも名人と呼ばれる先生が多くいらっしゃり、すばらしい技を駆使して施術にあたられております。 当院はまだまだ未熟な技しか持ち合わせていませんが、施術をする側、される側と、互いに意見を交わして理解を深めてゆくことで名人を超える良い効果が生まれると信じています。
ご不明点、ご不安、施術を受けた感じ、後日談などは積極的にご報告ください
以下では当院の特徴や注意点について記載します。
■はじめての方へ
- 初めての方は問診票のご記入 (PDF)にご協力ください。 また、未成年の方はなるべく保護者の方とお越しください。
- 身体全体の状態を少しでも理解するために、どんな主訴であっても脈・舌・背・腹を診させていただきます。
- お灸の匂いがついても問題の無い、ゆったりとした服装でお願いいたします。 患者着の用意はありません。
- 金属アレルギーや妊娠をされている方、煙が苦手な方は事前にご一報ください。
- 施術後には元々身体が持っている自然治癒力(汗、嘔吐、下利、小便、不正出血など)が強く働いたり、倦怠感やふらつきが起こることがあります。 ご不安の場合はご一報ください。
- 症状が一度で改善することは期待しないでください。 3回、ひと月、3か月、1年などの期間で変化をみると良いと思います。
- 病はその方の生き方の現われだと思います。 病を嫌がらず、自分自身を見つめなおす機会、ライフイベントと捉えると良いと思います。
■鍼灸
やることは鍼で皮膚をつっつく、筋肉などのコリをつっつく、灸にて皮膚に刺激を与える、組織を温める、ただそれだけのことですが、身体に不思議な効果を与えます。 AIや精密機器でも出来ない技術です。
- 刺激量はご希望やお身体に合うように調整しますが、ややソフトな刺激を心がけています。施術はゆっくりです。
- 鍼と灸は日本製のものを使用しています。鍼の材質は主にステンレス製で太さは0.16mmから0.2mmくらいです。 滅菌済みの使い捨て(ディスポーサブル)を用います。 当然薬品などはついていません。 鍼に恐怖感のある方は、先の丸い「触れるだけの鍼」もあります。 敏感な方はこれでも十分に効果があります。
- 置き鍼はあまりせず、一本で一か所ずつ施術します。電気鍼(パルス)は使いません。
- 灸は肌に直接すえる点灸というタイプで、大きさは米粒くらい、8割ほど燃えたら消してしまいます。 灸頭鍼はしません。 「灸は嫌だが温めると気持ち良い」という方には、線香だけを近づけてツボを温めるという方法もあります。
■あん摩・マッサージ・指圧
当院はマッサージも行いますが、これは主に介護度が高く、ご自宅や介護施設に居られる方を対象としています。 寝たきりや病気による廃用などで手足、体幹に拘縮がある方に対して、マッサージや他動運動をすることによってお身体を楽にすること、介護を楽にすること、血流を改善してなるべく褥瘡を防ぐことなどを目指しています。 高齢の方には骨折の恐れがあるので(ご本人が望んでも)強い刺激では行いません。
- 寝たきりでほとんど手足を動かしておらず血行が悪い
- 腕や足が固くなってきて着替えやパット交換が大変
- 手を握ってしまい清潔さが保てない・褥瘡ができてしまう
- 四肢や嚥下のリハビリの補助としてもっと身体を動かしたい
廃用・拘縮は時間で徐々に悪化してゆきます。 月の施術回数も多くなることが多いため、健康保険の利用を前提としています(もちろん自費でも可能です)。
■施術の流れ
①四診(ししん) | 問診 | お辛い点についてお話を聞かせてください。今までかかった病気や現在も続ている症状について、日常生活の様子も体質を考える上で大事な情報です。初めての方は問診票の記入をお願いいたします。 |
脈診 | 手首の脈を見ることで身体の気の流れ、偏移などを確認させていただきます。 | |
舌診 | 舌の表、裏を見ることで全身の気の過不足や内臓の働きなどを確認させていただきます。 | |
触診 | 「病は体表に現れる」というのが東洋医学の基本です。なるべく化粧などのない自然な状態で拝見させてください。 | |
②方針の検討 | 上記のことから身体の状態や施術する場所などを確認させていただきます。 | |
③施術 | 施術をして症状がどのくらい変化したかを確認します。場合によって更に良く調べ、再度施術をすることがありあます。 | |
④終了 | 日常生活の注意点や次回の予約などについてお話させていただきます。 |